刑事部刑事企画課庶務係














警察事務職員 松本竜哉さん
「警察官をサポートするのが警察事務職員」
刑事部といえば一番忙しく、常に事件と向き合う部署ですが、もちろん事務の方もいます。松本竜哉さん(31歳)に事務職としてどんな思いで仕事をされているのかお話を伺います。

yumetan_s
松本さんよろしくお願いいたします。松本さんの仕事はどんな内容ですか?
刑事企画課の庶務を担当しています。例えば刑事部長のスケジュールの管理、事件現場への随行、長期現場滞在の場合は道警本部との連絡役、刑事企画課員の出欠管理や備品等の管理などです。いつ事件が起きるか分かりませんので、24時間臨機応変に対応できるよう準備をしています。刑事部長が車で現場に赴く際は運転手役も勤めます。昨日は道警の柔道大会があり、そちらへお手伝いに行っていました。

yumetan_s
秘書そのものですね。松本さんはいつごろ道警事務の仕事につこうと考えたのですか。
本音を言うと、高校のときは特に何にも考えてなかったですね。就職という感じでもなかったので簿記の専門学校に進みましたが、あっという間に就職を考えなくてはならない時期がきて、自分について考えたんですが、「バリバリお金を稼ぐぞ」というタイプではない、根が正直者なので事務的な公務員が向いていると答えを出し、採用試験をうけました。

yumetan_s
事務職であっても転勤や異動があると聞きました。松本さんはどんなお仕事をされてきたのですか?
まず初めは伊達警察署で給与計算や保険手続きの仕事を2年経験し、その後、道警本部の照会センターに配属になり、車のナンバーから所有者を照会したり指名手配犯の照会をしたりする仕事をしました。ここは3交替制での仕事で当直もありました。こちらには4年務めました。次に北見警察署で会計課に配属になり、落し物の受付、問い合わせに対する窓口業務も行っていました。その後、釧路方面本部の会計課に配属となり、物品の購入、捜査活動に使用するレンタカーの手配、公共料金にかかわる事務処理などを担当しました。そして現職となります。

yumetan_s
いろいろな地域を回られているのですね。今までの仕事で一番印象に残っている仕事はなんですか?
全体的な答えになりますが、落し物の受け付けでは落とし主が見つかったり、照会部門では自分の照会した回答が犯人を捕まえることに直接つながったりという場面で、警察官の頑張りに自分も関わっていることを強く実感できたときはとても嬉しかったです。警察官が、市民、道民の皆さんにどう接しているのかを直接目の当たりにしたり、自分も関われることが事務方には大切な経験なんですよ。伊達署にいるときにたまたま道案内をしたことがあるのですが、後からお礼の言葉をいただいたときは感動しました。警察事務の仕事は裏方ですから、警察以外の方からお礼の言葉をいただくような機会は少ないのです。  他には、何事も法律を守ることが大切で、法律があるからこそ秩序があり、違反も明確になるという信念を強く持つようになりました。なんとなくいいだろうと思っていることが、法律では違反だと見なされることがありますから、法律を特に重視して事務の仕事にも当たっています。

yumetan_s
事務の仕事であってもいろいろな思いがあるのですね。 気苦労もあると思いますが、どのように気分転換していますか。
私の場合はプロレスですね。小学生のころから大好きなんです。実際に試合を見に行ったりもします。 仕事を100パーセント頑張ろうと思ったら、いつ何時も仕事を引きずっているのは駄目なんで、区切りをつけます。そのリフレッシュ法が私にとってはプロレス観戦ですね。

yumetan_s
松本さんの目標をぜひ聞かせて下さい
私自身、本当にまじめでいたって普通の人間です。でも、公務員という警察事務の仕事についてから、人間的に器の大きい人になりたい、誰に見られても恥ずかしくない人になりたいと思うようになりました。そしてこの道のプロになりたいです。事務職員として処理できる内容の幅を広げプロフェッショナルな仕事をしていくことです。

yumetan_s
松本さん、どうもありがとうございました。

【編集後記】
 インタビューの間、じっくりと考えながらお話をして下さった松本さん。撮影のために車を出していたときには、真剣に仕事に取り組む顔に戻っていました。ちょっと見た感じでは警察官なのか事務職員なのか分かりませんが警察事務職員も警察の一員。やはり一般企業の事務職とは違う心意気を感じました。(あきたん)