平成19年8月28日。
5年生で地域の情報誌をつくった東札幌小学校の子ども達。6年生になった今年はズバリ「労働体験」を行います。今日は6年1組から順番にクラス単位でマナー研修を行いました。
夏休みも終わり、今週から来週にかけて高校から小学校まで様々なところでマナー研修を行っています。9月に入るとキャリア・スタート・ウィークを実施する中学校でもマナー研修を行います。
高校生や中学生はともかく、小学生にマナー研修って早いと思う方も多いと思います。私もちょっと早いかなぁと思っていました。でも、小学生に対するマナー研修をしているうちに色々なことが分かってきました。実は小学生でもマナー(気遣い・心遣いを態度で表すこと)の力を持っています。それは家庭や学校で体験として学んでいるからです。
でも気がかりなのは、子ども達がマナーの基礎を学ぶ(体験する)環境が時代とともに変化しているということ。つまりマナーの基礎を体験する機会が限られているということです。こう言うと何でも「学校の問題」にしてしまう傾向がありますが、その基礎は家庭や地域社会の中で学ぶ(体験する)たぐいのものです。
例えば遊びも一人で遊べるゲーム機が登場して友達と都合をつける必要はありません。自分の思い通りにならなければリセットすることも、途中で止めてしまうこともできます。途中でリセットしてもゲームは怒りません。
コンビ二やスーパーでは、何も話さなくてもモノが買えます。
兄弟も少ないのでケンカすることもありません。このことは誰が悪いという問題ではなく、子ども達がおかれている現実です。インターネットを使えば人に会わなくても、何でも買えちゃう時代に生きる子どもたち。
そんな子ども達に人と人との良好な関係をつくるマナーの大切さに気づく体験を子ども達にかかわる全ての人たちと考えていければいいなぁと思います。
はなはだ微力ですが、気遣い・心遣いを態度で表すマナーの精神からすれば、それが大人の子ども達に対するマナーだと思うのです。(りきたん)