平成19年12月12日。
今日は福住小学校6年生を対象に、ゲストティーチャーをお招きしての講話を行いました。今回協力してくださったのは北海道警察の高倉さん、イラストレーターの新岡さん、パティシエの白木さんです。児童達はどの方のお話を聞くのか自分達で選択し質問したいことを事前に考えました。普段大人と触れ合う機会の少ない子供たちにとって、今日の授業はとても楽しみだったようです。今日の講話は、3つの教室に分かれて実施しました。授業は、先生からの紹介→講師の自己紹介→生徒達からの質問→まとめ という流れで進んでいきました。
まず警察官の教室です。高倉さんが入ると同時に大きな拍手が聞こえてきました。高倉さんは自己紹介の中で、どんな仕事をしているかということや、転勤や出張がたくさんあるんだよということを教えてくれました。待ちに待った質問タイムで「どんな装備をしているのですか?」という質問がでました。高倉さんは言葉で説明するだけでなく、警察手帳や手錠、腰につけるホルダーなどを実際に触らせてくれました。テレビでしか見たことのない警察官の道具に、児童達は興味しんしんです。また、「警察官以外でやりたい仕事はあり余すか?」という質問には、何の躊躇もなく「ないです」という答えが返ってきました。自分の仕事にほこりを持っている証拠ですよね。授業後に感想を聞いてみると「警察官ってすごい」とか「すごく努力していることがわかった」という答えが返ってきました。
次はイラストレーターさんの教室です。まず、児童全員が、自分の名前とどうして新岡さんの話を聞きたいと思ったのかということを発表しました。「絵を描くのが好きだから」という生徒が大半でしたが、中には「絵を描くのがあまり好きではないので、話を聞いて好きになれるかもしれないと思って選んだ」という生徒もいました。なぜイラストレーターになったのかという質問や、辞めたいと思ったことはないですか?、どんなことを勉強すればイラストレータになれますか?今後の夢は何ですか?・・・などたくさんの質問が出ました。新岡さんは質問一つ一つに丁寧に答えてくれましたし、児童達はメモを取りながら熱心に話を聞いていました。新岡さんは「絵が上手ければイラストレーターになれるということではありません。自分の味や個性が大切なのです。だから、いろんなものを見て感じて吸収してください。そういう積み重ねの中からイラストのアイデアが生まれてきます」とお話してくれました。絵は好きだけど上手くかけないと言っていた児童には、とても励みになる言葉だったのではないかと思います。
最後にパティシエさんです。白木さんはお客様に合わせたオリジナルケーキをたくさん作っているそうで、今まで作ったケーキの写真を見せてくれました。みんなが知っているキャラクターもたくさんあり、「こんなケーキ見たことない!」と児童達ははびっくりしている様子でした。白木さんは「いろんなケーキを作れたからプロというわけではありません。自分の作ったもので多くのお客さんを喜ばすことがプロです。多くのお客さんに喜んでもらうために、"おいしい"とは反対の意見を聞くことを大切にしています。批判的な意見に耳を傾け、それを改善することで更においしいケーキにすることができるからです。これまでにたくさん失敗しましたが、その失敗があって今があります。失敗することで"悔しい"という気持ちになり、その気持ちが自分を成長させてくれます。だからみんなもたくさん失敗してください。」とメッセージを残してくれました。
最後にゲストティーチャーに御礼の挨拶をしました。とっておきの心をこめた挨拶"分離礼"をやってくれました!みんなのありがとうという気持ちが伝わってきて、なんだかジーンとしてしまいました。
今日のお話は、本当にどれも素敵なお話で、「将来やってみたい仕事のひとつになった!」という感想を述べてくれた児童もいました。大人になっても心に残るものになったのではないかと思います。半年間関わらせていただいた私にとっても、皆さんと過ごした時間はずっと忘れられないものになると思います。それくらい福住小学校の6年生はインパクトが大きかったですし、感心させられることが本当にたくさんありました。校長先生や教頭先生をはじめ6年生の先生方、そして児童の皆さん、素敵な時間を過ごさせてくれてありがとうございました!またどこかで合えたらうれしいです。 (めぐたん)