第24回 株式会社 スポーツハウス 今野なおみさん

「家族のように、友達のように」

yumetan_s
 みなさん、こんにちは!今回の夢探インタビューに登場していただくのは、スポーツに関わる商品を百貨店のサービスで提供する札幌スポーツ館の今野なおみさんです。多くのお客さんと接している今野さんに色々とお話しを伺いたいと思います。今野さん、よろしくお願いします!


yumetan_s
今野さんのお仕事はどのような内容ですか?

まだ働き始めてから1年ということで全ての仕事を任されているわけではないですが、主にお客さんに商品の説明をする仕事をしています。他にも、品出しや季節ごとに商品の発注もあり、私はテニス、バドミントン、卓球のコーナーを担当しています。その他にも事務的な業務も行っています。



yumetan_s
接客だけではなく、様々な仕事をなさっているのですね。この仕事を始めるキッカケは何だったのですか?

今の仕事を始めるまでは飲食店で働いていたのですが、仕事って一体何なんだろうって考えていました。このままではダメだと思い、自分を変えるために今働いている札幌スポーツ館に就労体験させてもらったことがキッカケです。もともとスポーツ観戦が好きでしたし、この仕事が私に向いていたのかもしれませんね。そして働いているうちに、私は人と接するのが好きなんだなと思いました。

yumetan_s

人と接するというのは、とても大切なことですよね。接客する際に意識していることはありますか?


スポーツ業界で働くのは初めてだったので、知識もないし正直何をすればいいのかよく分かりませんでした。そこで、今の自分は何ができるかを考え、あいさつを精一杯やろうと思いました。お客さんには気持ちよくお店に入って来ていただきたいですし、あいさつをしないと気まずい雰囲気になってしまうので。またあいさつの仕方にも気をつけています。飲食店で働いていたときは「いらっしゃいませー」という風に語尾を伸ばしていたんですよ。でもそれでは次の言葉にうまくつながらないんですよね。そこでうまく話せるように「いらっしゃいませ」と語尾は伸ばさないようにすることを意識しています。まずは簡潔に一言!そうじゃないとだんだん声をかけづらくなってしまうんですよ。声をかける時もタイミングに気をつけています。中には一人で見たいというお客さんもいるので、あまり積極的になり過ぎないようにしています。また押し付けるような接客はせず、あくまで商品を最後に選ぶのはお客さんだということを忘れないようにしています。

yumetan_s

細かいところまで意識していらっしゃるのですね。今野さんの働いているときのこだわりを教えて下さい。

お客さんは子どもからお年寄りまで様々なので、型にはまったような接客はしないようにしています。また、常連の方も多いので、世間話をしながらフレンドリーな接客をする場合もあります。「友達のように、家族のように」接することができるのは嬉しいことですし、お客さんにも気持ちよくお買い物をしていただきたいと思います。そのためにもお客さんの顔を覚えるように努力しています。

yumetan_s

「友達のように、家族のように」という考えは大変素晴らしいと思います。お客さんから言われた嬉しい言葉はありますか?

やっぱり、「今野さんいますか?」「今野さんに会いに来ました」と言ってもらえるのはとても嬉しいですね。特に用は無いのにもかかわらず来てくれたりするとお客さんに満足していただけたのかなと嬉しく感じます。

yumetan_s

本当にお客さんから信頼されているのですね。今野さんはミスをしなさそうですが......。


ミスをしたことはありますよ。商品を買っていただき、会計のときにクレジットカードを返し忘れたことがあります。そのときは走って追いかけたので何とかカードを返すことができました。また、レジの中で事務作業をしていて、気になる商品がある、というお客さんのサインに気づかなかったこともあります。このような状態だとお客さんは話しかけにくくなってしまうので、常にお店の中やレジ周りを見渡して、このような失敗をしないように心がけています。

yumetan_s
今野さんの今後の目標は何ですか?

やっぱりお客さんに笑顔で帰ってもらえる接客、そしてお客さんの印象に残る接客を目指したいと思っています。お客さんが求めているものは、商品だけではなく人でもあると思います。お客さんが何を考えているのかを考え、一緒に選ぶということが良い接客に結びつくと思います。気軽に話せて、「私だからこそできる」「私なら信頼できる」と思ってもらえる接客を目指したいです!

yumetan_s

社会で働くうえで必要なことは何だと思いますか?

気取らず、無理をしない。できることを精一杯。これが重要だと思います。自分が出来ないことを無理してしようとするより、自分が今できることをとにかく精一杯すれば、社会でも十分活躍できると思います。

yumetan_s

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

何か目標がある人は、それに向かって精一杯頑張ってみて下さい。もし目標が無かったとしても問題は無いと思います。まず好きなことや好きな物を探すことから始めてみてください。趣味や興味、関心があるものから自分のしたい仕事が自然と見つかっていくんだと思います。

yumetan_s

今野さんの接客に対する熱意がしっかりと伝わってきて、とても素晴らしいお話しを聞くことが出来ました。貴重な時間をいただき本当にありがとうございました!!


(編集後記)

取材前、緊張していた僕たちに、逆に気を遣ってくださいました。そういったところからもお客様の要望をさりげなく察知できる気遣いの心がうかがえました。型にはまらずお客様1人1人にピッタリな接客のかたちを追い求める姿勢は素晴らしいです!人とスポーツが好きなのでスポーツ館に就職したという今野さんの考え方はとてもシンプルなものですが、職業選択の際に忘れてしまいがちになる最も重要な考え方だと感じました。(小樽商科大学インターンシップ生 宮越 康平)

僕たちは今回が初めての取材だったということで、どうなるのか少々不安なところもあったのですが、終始和やかな雰囲気で取材することができました。単純に接客と言っても、人によって考え方は様々であるということを改めて実感しました。まだ働いて間もないとは思えないような接客に対する意識やこだわりは、社会において十分通用するのかな、と思いました。また今野さんには失敗談を教えてもらえたり、身振り手振りで分かりやすく説明してもらえたりと大変助かりました。人と人とのつながりを大切にする、それが接客であると強く思いました。(小樽商科大学インターンシップ生 池田 剛規)

web
スポーツハウスhttp://www.sportshouse.info/