第11回 ファイナンシャルプランナー   川部 紀子 さん


『夢があるから目標ができ 目標を達成するために学びがある』


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ファイナンシャルプランナー川部紀子さんは占冠村の出身。お金のことを考えるきっかけは、旭川の高校へ進学するため親元を離れて独り暮らしを始めた高校生の時。高校生で仕送りのお金の中でやりくりする生活を経験したそうです。若手のファイナンシャルプランナーとして注目されている川部さんにお話をお聞きしました。


 旭川の高校を卒業後、札幌の大学に進学。卒業後に札幌で就職しましたが、自分の力が試せる営業職での採用で生命保険会社に転職をしました。その半年後に父がガンで他界しそれから一年ぐらいの間に仲の良い友達3人が相次いで亡くなるということがありました。翌年には、自分も肝臓ガンの疑いで入院。結局ガンではなかったのですがそれまでの人生で一番落ち込んでいた時期でした。

 そんな時「自分探しの旅」としてインドへ旅行をしました。インドは人々の楽天的な明るさと対照的な貧困と死が共存している国でした。それでも明るく暮らしている人々と接しているとくよくよしている自分がおかしく思えるようになりました。また、身近な人が次々亡くなった中で自分は「生かされた」と感じ、何かしなければと使命感にかられたのがきっかけでした。それからは仕事でどんな辛いことがあっても、仕事ができるだけでも幸せだと感謝しながら仕事をすることができました。感謝しながら仕事をすることで、お客様にも自然と恵まれるようになりました。そうしたお客様によりお役に立てることはないかと考え、保険会社で学んだ知識と経験を生かしファイナンシャルプランナーの国際資格CFPを取得して独立しました。

 ファイナンシャルプランナーってお金に関することをかっこよく話しをする堅苦しい感じを持っていましたので、堅苦しいイメージを無くしたいと思っています。子ども達や若い人など今までお金の仕組みや活かし方について考えたりする機会がなかった人にもお金の活かし方を考えるきっかけをつくりたいと思っています。親しみを伝えるため屋号(事務所名)を和風の川部商店とし、赤くてかわいいお魚とお金をかけ合わせて『金魚』をトレードマークにし、知り合いのアーティストにデザインしてもらった金魚を大きく載せています。

 仕事は楽しいです。知っていないと損をすることを講演会などでお話しをしています。スーパーの生鮮品コーナーに生産者の顔が見える野菜が販売されるようになりましたが、それと同じように、私らしく顔が見えるお話をしたいと考えています。講演会では参加者から「参考になった」「勉強になったよ」「楽しかったよ」という反応がとても励みになりますし、やり甲斐を感じます。 夢はいっぱいあります。相談に来られるお客様のためを考えると次々とやりたいことや『夢』が生まれます。『夢』の実現に向けての目標が出来ます。お客様のお役にもっとたちたいので、今は内緒ですが別の勉強もしています。

 私は若い頃に身近に「死」というものを感じた経験があります。子どもたちに伝えたいことは、生きていさえすれば、色々な人との出会いやきっかけがたくさんあります。何事もこうだと決めつけないで、可能性は誰にでもあるんだということを分かって欲しいですね。

【取材後記】 ファイナンシャルプランナーを分かりやすく言うと?と聞くと「お金のことに関するホームドクター」と答えてくれました。学校での金銭教育の講演もしている川部さんは「子どもたち、若者に少しでもお金に関することに関心を持って貰いたい。お金には怖い面もあります。知らなくて損をしている人たちもいるので、その人たちのためにもお役に立ちたいと考えています。」と川部さん。エネルギッシュなお話と笑顔から情熱を感じることができました。川部さんのテーマは「健康なからだとこころと少しのお金」夢いっぱいの川部さん。その目標に向かって頑張れ!とエールを送りたいと思いました。


川部 紀子さん 公式ブログ FPの胃袋 http://kawabe-noriko.no-blog.jp/fp/