第10回 日本通運株式会社   石井一 氏


『意識をしながら仕事をする』


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日本通運株式会社札幌西支店イトーヨーカドーセンター石井一氏。勤続16年目の石井さんはセンターの係長。ほかの社員や学生アルバイトに指示を与え、動かす仕事をしています。私たちの日常生活を陰で支える「物流」という仕事をされている石井さんにお話をきいてきました。


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--学生の頃は何をしていたのですか?

野球と陸上に夢中でしたね。中学生の頃はプロ野球選手に憧れていました。大学生では陸上競技をやり、長く部活をしていたので、就職活動はかなり後になってから始めました。スポーツを通じて、体力には自信がつきましたね。現在の仕事にも体力は必要なので、学生の頃に培ってきたことが生かされています。

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--入社のきっかけは何ですか?

実は物流の仕事を、小さい頃からずっとしたいと思っていたわけではありません。あまり先のことは考えずに、今をより楽しく充実させようって私は考えていました。今考えてみると、この仕事に就いてまったく後悔はしていません。「物流は経済活動の根底であり、一番重要なこと」ですから、この仕事にやりがいを感じています。

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--入社してからのお仕事は?

札幌市の物流の中枢のような部署に勤務していたのですが、「もう辞めたい」という気持ちでいっぱいでした。新入社員の頃の仕事はとてもつらかったですね。しかし、「これは5月病だから、時間が過ぎれば気が変わるんだ」と、自分に言い聞かせながら働きました。つらい時に辞めるのは簡単です。しかし、つらいからといってすぐに辞めることは「逃げること」だと思います。もし辞めるのならば、やりたいことが出来る場所を探してから辞めるべきです。私は逃げたくはなかったので、必死に働き続けました。今もその経験は役立っていると思いますね。

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--仕事での喜びは?

私たちは作業を提供することや、小さなものから大きなものまで、全国・世界に運ぶ仕事をしています。例えば、お取引先様の店頭に並べる商品を、毎日同じ時間に配送したりしています。毎日安定して運び続けることで、お客様との信頼関係を築いてゆくのですが、私はこの仕事をやっている上で、相手から信頼されていると体感するときには、大きな充実感を得ることができます。信頼をしてもらうことで、新たなお仕事を頂き、そしてその信頼に応えるために結果を残して、より一層絆を深めてゆきたいと思っています。

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--子供たちにメッセージをお願いします。

つらいときに、ただつらいと思っているだけでは、当然人生は面白くありません。同じだけ時間を過ごすのならば、楽しく過ごすほうが良いですよね。そのためには常に「どうすれば楽しくなるのか」「どうすれば良くなるのか」を意識し、考えながら行動することです。そして、あいさつを大事にしてください。あいさつをすることで始まる関係や、生まれてくるものはとてつもなく大きいですよ。全く知らない人でも、見かけるたびにあいさつをすることによって相手から「あの人はあいさつをしてくれる人だ」と印象付けることもできます。意識とあいさつを大切にしながら毎日を過ごしてください。

【取材後記】
最近は「子供をかまっていると休日が終わってしまう」という石井さん。普段は一緒に働いている学生アルバイトから若いエネルギーをもらいながら仕事に励んでいるそうです。常に意識し、考えながら行動するということは、仕事だけではなく、例えばスポーツにも通じることではないでしょうか。意識をしながら仕事をしている人は、目に見えて仕事が出来る人であるそうです。話を聞きながら、石井さんのように自分の仕事に誇りを持って働ける仕事をしたいと感じました。 (記者:石村 達也 写真:岡村 陽子) 今回の取材は、小樽商科大学(3年生)のインターンシップ生が取材をしました。


日本通運株式会社 http://www.nittsu.co.jp/