キャリア教育との出会い(1)

高校生などを対象とした職業講話の中で、たまに自分のキャリアを話すことがあります。生々しく話すと、ショックを与えてしまいそうなので、サラッとお話をしてます。

「キャリア教育」の仲間を増やす1年と決めた2008年。僕の「キャリア教育」に関する原点のお話をご紹介します。

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僕がキャリアを考えるようになったのは、2000年の5月。当時勤めていた損害保険会社が突然破綻したことがきっかけだった。

その知らせは車の中で聞いた。ゴールデン・ウィークに入る直前の休日。桜と武家屋敷で有名な角館へ行く途中、車中で聞いていた朝のラジオニュースで......。

つめかけるお客様や関係者との対応の中で、働くことや会社のこと、将来のことを考えていた。
これまでやってきたことは、なんだったのか?35歳という年齢で、まともな再就職なんかできるのか?
それでも、食べていくだけなら、なんとかなる。なんて考えてみたいりしていた。

破綻から半年が過ぎても、事業継承をするために交渉していた会社と合意は無く、正式に解散が決まった。

その時、再就職支援会社から「キャリア・コンサルタント」を紹介された。今でいう「キャリア・カウンセラー」だ。こんな仕事が世の中にあるのかと初めて知った。
「キャリア・コンサルタント」から仕事を紹介してくれるものと思っていた同僚は、仕事を紹介せず、カウンセリングや再就職のノウハウを教えてくれるだけ(?)の「キャリア・コンサルタント」に失望していたが、僕の心は楽になって行った。

キャリアコンサルタントのお陰で、「食べていくだけ」とは言わずに、もう一度自分の生き方(キャリア)について考えてみようと考えはじめることができた。(つづく)